しらふ倶楽部

昭和の漫画(劇画)を遠望する

読書

菊地信義の『装幀の本』

菊地信義氏は本の装幀でおなじみの人だが、『装幀の本』(リブロポート1989年4月)という本がある。その年は平成元年なので、内容は昭和時代の(菊地氏にとっては初期の)本の装幀の仕事のことになる。いくつか気になる本が載っていた。漫画家の絵をデザイン…

『最後の空襲 熊谷』、反戦とは何か

終戦の日の前夜、8月14日に、埼玉県熊谷市の市街地が米軍の空襲を受けて、甚大な被害をこうむった熊谷空襲について、70数年を経て可能な限りの人々の記憶を残そうとした書である。 『最後の空襲熊谷 8月14・15日 戦禍の記憶と継承』熊谷空襲を忘れない市民の…

談 100号記念選集

『談 100号記念選集』は、『談』という雑誌が2014年に通巻100号を記念して発行されたアンソロジーである。500ページ超の厚い本。 http://dan21.livedoor.biz/archives/52014417.html いくつか拾い読みして目についたページは、 「ガストロノマドロジー事始め…