しらふ倶楽部

昭和の漫画(劇画)を遠望する

アトムの子世代 の続き

アトムの子世代といえば、1953年前後の生れ。
1953年生れの有名人といえば、大相撲の世界で、若手のホープ時代に「花のニッパチ組」と呼ばれて注目された力士たちがいて、(ニッパチとは昭和28年生れから)、横綱となった北の海や二代目若乃花などがいた。

芸能人は広くは知らないが、二人の女性が思い当たる。

吉田美奈子。『夢で逢えたら』という人気曲があり、シングル盤で発売すれば大ヒット間違いなしといわれたが、シングル盤の発売は拒否したという。自分の目ざしてきた音楽とは異なる傾向のものが代表曲にされるのは不本意だから、という理由だと聞いた。この世代らしいのではないかと思う。

寿ひづる。1954年の早生れ。宝塚歌劇の男役スターで、当時月組トップスターの大地真央に迫る人気だったらしい。花組トップスターに内定したころ、退団を表明して結婚した(相手は歌舞伎役者の坂東三津五郎)。