しらふ倶楽部

昭和の漫画(劇画)を遠望する

新年、このブログの今後

昨年の春から始めたこのブログであるが、アクセスはいたって少なく、あまり読まれていない。
別のブログでなまじ成功体験のようなものがあったので(学研ブログランキング評論部門1位)、書けばそこそこ読まれると思っていたが、甘いのだろう。

しかしこの分野(ガロ系漫画など)は、もともと一般の関心の高いものではなかったと思う。
1970年代中盤以後、鈴木翁二安部慎一の単行本は限定版で部数は1000部以下だったように記憶する。つげ義春の新作が発表され続けた『夜行』は、第1集が3000部だったという。
筆者は気づかなかったが、近年のことで、北冬書房のブログというのがあったらしく、未公表のつげ義春氏の旅行写真多数が発表され続けたが、あまりにアクセスが少なく、ブログは中止になったともいう。

ブログというのは、その時点で一般の関心の高い内容を頻繁に更新しなければ固定ファンは付かないのだろう。SNS時代になってからは更に難しくなり、google経由で個別の記事のアクセスが少しある程度ではなかろうか。多彩な内容の記事であれば、googleで1日数十件のアクセスもあろうが、そうでなければ数件程度、そんなところだろう。

とりあえずは、個人的に書き残しておきたいことの下書を溜めておく場所として、細々と継続してゆくしかない。
漫画や劇画以外の、歌謡や音楽など、その他についても、書いておきたいものがあるような気がする。